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時間稼ぎ……!

久しぶりの更新ですね。
別の小説を仕上げねばならず、霖之助さんがご無沙汰になってしまって申し訳ありません。
巫女ハーも現行シリーズも先になるかもしれません。
というわけで、お茶濁しにかなり短いSS書きました。インスピレーションのみ+即興ですが今はこれで勘弁……!

すっかり放置して申し訳ありません。

~11/23 00:16
こちらこそ、そう言っていただけると嬉しいです。ありがとうございます!貴方も古参なのですねw
香霖堂の知名度UP祈願の意味を込めて、朱鷺霖を書いたのが当時です。今もあまり変わってはいませんがw
僕も会帆さんのおかげで朱鷺子好きになりました。こちらで朱鷺子&霖之助を書いたようですよ。崇高祭は終わりましたが、冬コミで販売するそうです。
僕は委託待ちですけどね!(汗

ともあれ続きを読むから短めながらSSをどうぞ。


 幸せとは何であろうか。
 唐突に思いついた単語を思い浮かべながら、僕は幸せという字を頭の中で反芻する。
 金銭。
 家族。
 友人。
 道具。
 いくつか思いついても、それもピンとくるものがない。
 まず金銭から考えてみよう。
 現代社会において必要なものの一つ。
 これがないと物を買えないし、食料も揃えられない。欲しいものも買えない。お菓子も無理だし、暮らしていくこともできない。
 貨幣社会を担う存在として、絶対性を持ったもの。それが金銭である。
 あればあるほどいいものだろうが、それだけあれば幸せか? と聞かれると首を傾げると思う。人によっては頷くかもしれないが、僕はそう思わない。
 では家族?
 しかし友人と語り合うほうが楽しい(この場合幸せか)時もある。
 だけど友人とは違う幸せも感じる。似て非なるものだ。世の中には血が繋がっていても仲の悪い兄弟姉妹はいるし、血が繋がっていなくても気を許せる友人がいる。
 では好きなものや、趣味に費やしてる時間だろうか。
 例えば音楽。
 騒霊の曲や夜雀の歌を聴いていると幸せという若者もいるらしいが、僕のように騒がしい歌が苦手な者もいる。好きなものは人によって様々だ、と言われてしまえばそれまでなんだろうけど。
 なら万人共通の幸せを考えてみよう。
 食欲性欲睡眠欲、人間の三大欲に繋がるものか。それとも衣・食・住関係?
 金欲・物欲方面も捨てがたい気がする。

「……相変わらず思索の情報が半端ないわね」
「おや、邪魔してしまったかい?」
「別に構わないわよ。何ならあげましょうか?」

 彼女はスプーンでプリンという洋菓子をよそうと、それを僕の口に寄せてくる。おみやげに持ってきてくれたもので、和菓子中心の僕としては眉をひそめていたのだが……これも経験か。
 頬を緩ませながら、僕はスプーンをくわえてプリンを胃に流し込む。
 ふと思う。万人共通の幸せというのは、恋人や夫婦など、恋愛に起因するものじゃないかと。
 実際、世に出てる曲の多くは恋愛関係のものが多い。
 幸せとは、恋愛の中に一番感じることができるのだろうか。
 僕と彼女は友人というだけで、特に恋人というわけではないしそのつもりもない。しかし、今のようにおみやげを持参し、新たな食の情報を提供してもらうのは好ましい。これも幸せの一つに入るかもしれない。
 
「どうした、そんなに顔をしかめて」
「あー……気にしないで。私も『今は』貴方と友人で幸せよ」

 だったら眉根を寄せる必要はどこにあるのだろう?
 話を戻そう。
 恋愛が幸せとは言うが、恋を歌う曲の中にも切ない……言ってしまえば恋愛で苦しむ歌詞とか曲調も確かに存在するし、それで受け入れられることもある。
 それに、結婚する人もいれば離婚する者もいる。やはり、万人共通というわけではないのだろう。
 というと、恋愛をするだけでは幸せになれないということだろうか。
 幸せだと感じるのは、悩んだり後悔したりといったことをしたからだろう。そうでなければ「幸せ」って感じることはできない。

「重い病や重傷から復帰するのも、幸せなんじゃない?」
「……健常者以外の幸せか」

 僕は彼女の言葉に新たな可能性を見出す。
 確かに重傷・重病患者の幸せってのは「健康であること」なんだろうか。
 人生最大と感じるような危険から助かった時には、とても安心すると思う。
 恋愛やら生きているだけで幸せやら、結局分からずじまいだ。
 幸せは個人によって違うものなのだろう。
 幸せについて考えてみても、結局よくわからなかったな。幸せは人それぞれ、って結果に落ち着いてしまう。

「私は、こうしたくだらない話をするのも幸せの一つに入ると思うわ」

 ……思案をくだらないと一蹴されるのはともかく、そいつは嬉しい限りだね。
 ああなるほど。そう言われると確かにちょっとした嬉しく思う。彼女が持ち込んだ洋菓子一つでこの有様。幸せなんて、こんな他愛もないことで感じるのだ。
 こうした日常こそ、大事にすべきなのだろう。
 刺激や好奇心を満たすのも結構だが、この前提があってこそ感じるもののはずだ。
 
「そうだね――僕もそう思うよ、さとり」

 こぼした言葉に、今感じている幸せの現況の少女は、穏やかな笑みを浮かべていた。

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プロフィール

鳩

Author:鳩
ついにブログ開設です。
オリジナル小説のほか、東方projectのSSを主に書いています。
最近はジャンル問わずの投稿小説サイトであるArcadiaや、東方SSサイトの大御所、Coolier-クーリエ-東方創想話で「鳩」名義で活動中。森近霖之助を主役に書いてます。
リンクはフリーです。
何か連絡があればこちらへどうぞ
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  画像提供:会帆
東方・森近霖之助<いらっしゃい。折角だから、訪問記録をつけさせてもらうよ。


上記絵文字提供:うるち

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